「子ども向けプログラミング教室」についてまたつらつらと。子どもに限らずですが。
将来、プログラムの知識は必須になる。みんなプログラムが書けるほうがいい。みたいな記事やらなんやら目にする機会があるのですが、正直それがよくわからないんですよね。
みんなプログラムできると何が嬉しいのか?実際、何に使うのか。
それが本当なら、別に将来じゃなくても今でもいいのだろうし、子ども向けじゃなくて大人向けでもいいのだろうし。
「子ども向けプログラミング教室」が増えてるのに、「大人向けプログラミング教室」が増えない(知らないだけ?)なのは、実は必須じゃないんじゃないかと。ちなみに「大人向けプログラミング教室」といったときには、よくあるIT系の勉強会じゃなくて、別業界の人向けの趣味みたいなイメージです。
必須だと思うなら、需要が出てくるわけで。まぁ、お金の問題とかあるのでしょうが。
僕が自分の子どもにプログラムをやらせてみてるのは、勉強の意味だったり、考え方、問題の解決方法を学ぶためのツールというスタンスで、プログラム自体が主(目的)ではないのですよね。あくまでツール(手段)。
子どもにプログラムを教えるということについて - kaorun55's Life Style
あとはこのようなツイートを見て、ちょっと腑に落ちました。
いや、コンピュータを使いこなすって、結局ソフトウェアを作ることだと思うんですよ。個人的には。弊社、Technical Rockstarsの理念としては、その意味でみんながコンピュータを使えるようにすることなんですよね。
— はなだのぶかずakaイケメンLisper (@nobkz) 2014, 11月 27
今の子どもたちが大きくなるころ、10年、20年後を考えるとして、自分の10年、20年前から何が変わったかというと、WordとかExcelとかでしょうか。それが時代の流れというか進みによって「プログラムをする」という行為が入ってくるのか。ぼんやりそんな理解をしています。
一つだけ言えるのは「プログラミング教育≠プログラマー育成」だと考えています。プログラミング言語を教えるというよりは、ScratchとかLegoプログラムツールのようなものでプログラム教える。それで物足りない子は、プログラミング言語の道に進めばいいのかなぁなんて思います。